撮影のテーマ

近井直行 Naoyuki Chikai ソニー SONY α7RM3 α7R3 a7R3 a7RM3 SIGMA 12-24 F4 ART Art 北海道 絶景 湖 Landscapes lake water dawn Nater Photo Photography Photographer KANI Filters
洞爺湖の夜明け SONY a7RM3 + SIGMA12-24 f4 Art GND16Soft + ND16

 とてもご無沙汰しております(笑)

毎年この時期は仕事が忙しく休みも少ないのですが、今年は忙しさにプラス休日の天気が悪く撮影に殆ど行ってなかったです。

 2017年は月刊フォトコンに4度掲載され、2016年に続きハーネミューレ紙の公募展 Central Photo contestにも入選。またNiSi FilterのNiSi杯 美しい日本の10枚にも選ばれ、CP+2018の会場に写真が展示されることが決まるなど、とても充実した一年でした。

 

 昨年を振り返ると、やはりテーマを決めたことが大きく結果に関与しているのかなと思いました。

 

 

 

 昨年定めたテーマは2つあります。一つは写真のテーマ、私の場合は「Dawn&Dusk」です。

これは言わずともでしょうが、写真にテーマを持つことでストーリの掘り下げが安易になりました。

写真にストーリを持たせることが出来ると今まで以上に撮影が楽しくなり、その結果が表れたものかと思っています。

反面、同じようなことの繰り返しにならないように、月刊フォトコンでは違うテーマで挑戦しましたが、やはりテーマを決めて臨みました。

 

 もう一つのテーマは機材の強化です。

2016年の9月にEOS 6DからEOS 5D Mark4にしたのですが、画素数が2000万画素から3000万画素に増えたことでより、ブレや回折現象への対策が感じられてきました。2017年暮れにはこれまでのサブ機等と交換でSONY α7RM3を導入しましたが、これはさらに4200万画素とシビアな性能のカメラとなっています。

 

 機材というとボディに目が行きがちで、高画素機になんて必要ないとおっしゃる方もいると思いますが、まったくもってその通りだと思います。私の撮影テーマの夜明けや宵闇のような極めて広い明暗差のある撮影条件の場合、やはり最新のセンサーが圧倒的に有利となります。たまたま最新のセンサーで明暗差に強いカメラが高画素だったということで、デメリットをどう克服するかが焦点となったのです。ですので撮影する対象物によっては高画素機やフルサイズではなくAPS-Cやコンデジ、もしくはiPhoneのほうが良いことだってあると思います。

 

 もうここまで書くと答えのようなものですが。。。

 

 ブレは三脚で対応、回折現象はフィルターで対応ですね(笑)

テーマを決めることで、行動と必要な物が明確になって思い描く写真が撮りやすくなります。

以前のブログでも三脚のお話をしましたが、改めて三脚は最重要なアイテムの一つだと思います。